長野県地域発元気づくり支援金事業小諸の民話「水のつと 湯のつと」の紙芝居の制作

令和2年度長野県地域発元気づくり支援金事業を活用して、小諸の民話「水のつと 湯のつと」を紙芝居にしました。
職員が脚本と絵コンテを作成し、それをもとに長野県岩村田高等学校ボランティア班の皆さんに絵を描いてもらいました。
脚本は会話をはさむことで小さなお子さんでも楽しめるようになっています。
また、高校生の素朴な絵がこの紙芝居を一層馴染みやすくしてくれました。
~あらすじ~
その昔、弘法様 という偉い僧侶が修行のおりに川辺村に寄られた。
この川辺村には水口がなく、水運びは大変だったが、村の者たちは皆はりきって遠くから水を運び、 僧侶のために湯を沸かし、ごちそうを作ってたいそうもてなした。それに感激した弘法様は旅立つ時に村人に水が湧き出る「水のつと」と湯が湧き出る「湯のつと」のどちらかをあげようといわれた。村人たちはもちろん水のつとを選んだ。
小諸の氷地区に伝わる民話を柔らかい絵と方言交じりの会話で楽しめる紙芝 居です。(全12面)
※民話「水のつと 湯のつと」は小諸の氷地区に伝わっている民話で、『むかしの話―小諸の民話―』(小諸児童文学の会/編)に収録されています。氷風穴につながる小諸の大切な民話のひとつです。