語り継ぐ小諸の民話

2022 1 21

語り継ぐ小諸の民話

この事業は「令和3年度小諸市市民活動促進事業補助金」を活用し、小諸に伝わる民話を紙芝居・映像化しました。

令和3年度は3つの民話を制作しました。

※＜＞内は地区名

『金鶏長者（きんけいちょうじゃ）』＜山ノ前＞

都を逃れてきた貧しい公家の若者がいた。山里での暮らしにも慣れた頃、京から公家の娘が訪れ、二人は夫婦になった。ある日、若者が山道を歩いていると目の前に金の鳥が現れた。若者はとっさに持っていた大切な小判を鳥めがけて投げつけたが、鳥も小判も消えてしまった。

『化身した観音さま』＜芝生田＞

深沢川の村はずれに、木こりの与助が住んでいた。観音さまが祀ってある観音平の奥深い場所で仕事をし、昼になったので弁当を食べることにした。すると、後ろの笹薮の方でガサガサと物音がして、可愛い小鹿が顔をだした。そのあまりの可愛さに与助は捕まえたくなってしまい……。

『天狗の水』＜井子＞

井子に良作という若者がいた。ある日の朝、良作は山へコガラッパヂキ（浅間ぶどう）を取りにでかけた。夢中でコガラッパヂキを摘んでいると、いつの間にか池の平のお天狗さまの池に出てしまった。この池の水は飲むなという母の言葉を思い出したが、喉の渇きに耐えられず、一口、また一口と飲んでしまう。

『金鶏長者（きんけいちょうじゃ）』＜山ノ前＞

都を逃れてきた貧しい公家の若者がいた。山里での暮らしにも慣れた頃、京から公家の娘が訪れ、二人は夫婦になった。ある日、若者が山道を歩いていると目の前に金の鳥が現れた。若者はとっさに持っていた大切な小判を鳥めがけて投げつけたが、鳥も小判も消えてしまった。

『化身した観音さま』＜芝生田＞

深沢川の村はずれに、木こりの与助が住んでいた。観音さまが祀ってある観音平の奥深い場所で仕事をし、昼になったので弁当を食べることにした。すると、後ろの笹薮の方でガサガサと物音がして、可愛い小鹿が顔をだした。そのあまりの可愛さに与助は捕まえたくなってしまい……。

『天狗の水』＜井子＞

井子に良作という若者がいた。ある日の朝、良作は山へコガラッパヂキ（浅間ぶどう）を取りにでかけた。夢中でコガラッパヂキを摘んでいると、いつの間にか池の平のお天狗さまの池に出てしまった。この池の水は飲むなという母の言葉を思い出したが、喉の渇きに耐えられず、一口、また一口と飲んでしまう。

: 完成した紙芝居

: 『金鶏長者』

: 『化身した観音さま』

: 『天狗の水』

: 完成したDVD

DVDのご購入について

制作したDVDはお買い求めいただけます。

再生時間：約30分　☆DVDの内容は全て同じです

①簡易版（頒布価格 1,000円）

スリムなケースに入った簡易版です。※高さ125mm
※脚本は付属されていません

②脚本付版（頒布 1,500円）

DVDケースに入った冊子付版です。※高さ190mm
脚本が全文掲載された冊子が付いています。

DVD購入フォーム

事業の流れ

1.脚本の制作
2.作画打ち合わせ
3.脚本をもとに絵を制作
4.紙の絵をデジタル化
5.朗読の録音
6.音楽の制作を打ち合わせ
7.作曲
8.映像化
9.紙芝居用に印刷
10.完成

制作の様子

: 「金鶏長者」の作画を担当された佐藤みきさん

: 「化身した観音さま」の作画を担当された高藤瑞穂さん

: 「天狗の水」の作画を担当された菊池雪絵さん

: 作曲を担当した美馬佳世さん

: 作画を担当される皆さんと打ち合わせ

: 美馬さんとの打ち合わせ

: 作曲風景

現在、YouTube小諸市公式チャンネルで配信中！

金鶏長者

化身した観音さま

天狗の水